CNCフライスの設計 7.テーブルの取り付け

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テーブルの土台との固定、ステッピングモータを固定するためのフロントパネルの設計を行います。リニアガイドのレールと固定した板がありますが、その板とテーブルをネジで固定します。さらにフロントパネルで両方を固定するようにします。

テーブル本体にはネジを切った穴を用意し裏側から固定します。そのためのボルトを通す穴をレールを固定した板に開けます。中央の部分だけナットブラケットとの干渉を避けるためにザグリにしてあります。M4のボルトを使って固定します。裏側から見るとこんな感じになります。

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小さい穴がリニアガイドのレールを固定するためのM3のネジ穴。大きいのがM4ボルトの通し穴になります。そしてテーブルの方にM4のネジ穴を作ります。こちらも裏側から見ると次のようになります。ネジ穴が無い部分がありますが、そこはボールネジのサポートユニットがつくためにネジがつけられない部分になります。

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上面図は次の通り。ほぼ40mm x 40mmのグリッドでネジが入ります。

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次に前面のパネルを設計します。前面パネルの役割はテーブルのベース部分とテーブル本体の固定の補助、またステッピングモータ固定金具をつけるためになります。その他にリニアガイドのブロックがレールから外れないようにするといった役割もあります。固定は全てM4のボルトにしてあります。

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フロントパネルの大きな穴はカップリングが入る大きさにしておきます。後ろ側も同様にしてパネルを取り付けます。後ろ側はカップリングがないので大きな穴をあける必要はありません。

今までの作業で次のようになりました。

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