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Arduino UNOでインターネット上の情報を取得する

Arduino UNOとESP-WROOM-02を繋いで通信が出来る様になりました。過去記事については以下を参照してください。

Arduino UNO + ESP-WROOM-02(ESP8266)

Arduino UNO + ESP-WROOM-02(ESP8266)

これでhttpサーバから情報を入手する事が出来ますが、そのままwebの情報を読み取るとArduinoのとっては情報が大き過ぎて扱いに困ります。そこで、必要な情報だけを送信するようにPHPを処理を行います。まずは単純なPHPをサーバに設置してテストします。

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ESP-WROOM-02とArduino UNOでhttp通信

Arduino UNOとESP-WROOM-02をSoftware Serialで接続します。ESP-WROOM-02は前の記事で9600bpsに通信速度を設定してあります。Software.Serialを使いATコマンドを文字列として送信すれば良いのですが、通信の様々な処理を考えるとライブラリを使った方が楽です。

ITEADLIB_Arduino_WeeESP8266

こちらのページからDownload ZIPでファイルをダウンロードしてきます。

Arduinoのポートは5V、ESP-WROOM-02のポートは3.3Vです。そのため5Vと3.3Vの変換を行うロジックレベルコンバータが必要になります。秋月やスイッチサイエンスで商品としてありますが、できるだけ小さくしたかったのでBSS138を使い自作する事にしました。参考にした回路図はコチラ。感光基板で基板を作成して部品をハンダ付けします。BSS138は秋月で購入。NchチップMOS-FET BSS138

基板はCADを使うまでもないのでAdobe Illustratorで作りました。抵抗は10KΩの2016サイズ。パターンは下図の通りです。PDFを印刷して透明フィルムに印刷して感光基板で作れます。表面実装なので、字が反転しています。基板になった時には正常な向きになります。LVが3.3V、HVが5Vになります。

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ESP-WROOM-02の通信速度の設定

前回の記事ESP8266 (ESP-WROOM-02)を使う でESP-WROOM-02とシリアル通信でATコマンドを送りアクセスポイントへのアクセスまで行いました。次にArduinoとの接続を行います。ArduinoとはSoftware Serialで繋ぐ事にします。Arduinoの標準通信ポートはプログラムの時に使うので他のポートでESP-WROOM-02と通信した方がデバッグが簡単になります。しかし、ここで一つ問題があります。ESP-WROOM-02の標準通信速度は115200bpsです。ArduinoのSoftware Serialは115200bpsでは通信出来ないようです。
SoftwareSerial: begin(speed)を見ると115200bpsでも通信できると書いてありますが、試した所できませんでした…

そこで、ESP-WROOM-02の通信速度を9600bpsまで落とします。57600bpsとかでも良さそうですが、ESP-WROOM-02の旧バージョンのFirmwareでは9600bpsだったのでそれに合わせます。

通信速度の設定は以下のコマンドで行います。
AT+UART_DEF=9600,8,1,0,0

スクリーンショット 2015-08-28 19.19.37

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KiCADからユニクラフト用のガーバーデータ

KiCADからユニクラフトのプリント基板製造に発注するためのガーバーデータリネーム用のバッチファイルを作りました。

unicraft_ren.bat.zip
ユニクラフトの製造サービスではガーバーのファイルネームが指定されています。毎回リネームするのが面倒なのでバッチファイルを作ってみました。書き出されたガーバーファイルと同じフォルダにバッチファイルを置いて起動するとリネームが完了します。間違いがないか確認してお使いください。

CNCフライス盤 騒音対策 インシュレータ導入

CNCフライス盤の騒音対策としてインシュレータを入れてみました。その作業記録です。CNCフライスはMDFに遮音材と吸音材を貼った防音ボックスに入れています。しかし、この防音ボックスは防音よりも防塵として役にたっている感じで遮音についてはそれほど効果を感じていません。スピンドルの回転音のような高い周波数の時には効果を感じますが、ステッピングモータの動作音、切削音については微妙です。そこで低い周波数の遮音を目的にインシュレータをCNCフライス盤に入れてみました。

まずは現状の騒音の測定から。iPhoneのアプリで測定しました。IMG_3274IMG_3275
こんな感じで平均で「Automobile」自動車並みとアプリの表示で出ています。

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機械式時計の輪列は24時間動いていない!

トゥールビヨンの誕生日という事で時計の脱進機についての考察を紹介します。機械式の腕時計はチクタクと動き続けているように見えます。音も連続音で休まずに動いている様に見えます。本当にそうでしょうか?腕時計に使われる脱進機はクラブツース脱進機と呼ばれその心臓部はガンギ、アンクル、振り座、テンプになります。
クラブツース脱進機
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phpを使ったjpegのアップロード

webページで選択した画像をサーバにアップロードする仕組み。
htmlでは選択されたファイルをupfileという名前でサーバーのimage_upload.phpに送信します。

[html]
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>sample</title>
</head>
<body>
<form action="./image_upload.php" method="post" enctype="multipart/form-data">
ファイル:<br />
<input type="file" name="upfile" size="30" /><br />
<br />
<input type="submit" value="アップロード" />
</form>
</body>
</html>
[/html]

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CNCフライスによる小部品の切削

CNCフライス作業のムービーをアップしました。捨て板から外れやすい小さい部品の切削方法です。普通に切削する­と捨て板の接着が外れてしまいますが、切抜きの切削パスを2回に分ける事により小さな­部品も確実に切削する事ができます。RhinoCAMで領域を分けて切り抜きパスを2つに分けています。一度目の切り抜きパスで切削した後に、瞬間接着剤とaaセッターを使い材料を固定します。2度目の切抜きパスで残った部分を切削します。これでほぼ間違いなく小さい部品も切削することができます。

ヒゲゼンマイの作り方

燐青銅板を使ったヒゲゼンマイの作り方です。

ワインダーに燐青銅板を巻きます。3本の板を巻いていきます。このワインダーも自作です。ワインダーに巻いたところ。

そのまま電気炉で加熱処理します。240度で3時間ほど加熱します。その後炉冷。ワインダーから取り出したヒゲゼンマイ。3本を外してたところ。この後テンプに合わせて長さをカットします。

簡単ですね(^^)