CNCフライスの設計 16.X軸からスピンドルまでの構造

スクリーンショット 2016-03-19 17.47.15

前回はスピンドルを取り付ける部分の設計を行いました。一旦ここでX軸のリニアガイドからスピンドルの取り付けまでをまとめてみます。

リニアガイドのブロックはスピンドル取り付け部側についています。そちらでスピンドルの角度を微調整する部分がありました。リニアガイドも角度の微調整をする部分を入れておきます。これはZ軸がX-Y平面に対して垂直に上下するようにするためです。調整機構はスピンドルと同じです。真ん中にピンを打ち込んでそのピンを軸にして左右に回転するようにします。前後方向はシムを挟んで調整します。

順番に設計していきます。上図で手前からスピンドルを固定する板、リニアガイドのブロックに取り付ける板、そしてリニアガイド、リニアガイドのレールの下には高さを合わせるためのブロック、そして固定するための板、となります。ここにもう一枚X軸のリニアガイドのブロックと固定する板が来ます。言葉で書くと複雑ですが。。。

X軸のリニアガイドから順番に積み重ねると次のアニメーションのようになります。

Z軸スピンドルアニメ

大まかな構造としてはこのようになってますが、それぞれのパーツにネジ穴があって複雑に見えますが、順番に片付けていく事にします。次回はZ軸のリニアガイドのレールを取り付ける部品を設計します。