月別アーカイブ: 2016年3月

CNCフライスの設計 12.Z軸リニアガイドの選定

スクリーンショット 2016-03-17 17.45.12スピンドルが決まったのでZ軸の設計に入ります。まずはリニアガイドを決めます。モータマウントの高さが80mmあるのでリニアガイドのブロック間隔はこれ以上にしたいと思います。40mm足して120mmとします。Z軸の移動距離は100mmの予定です。そこで100 + 120 = 220mm。余裕を10mmもたせて230mmとしましょう。

続きを読む

CNCフライスの設計 11.スピンドル部分の検討

スクリーンショット 2016-03-17 16.52.29Y軸とテーブルができたのでX軸、Z軸と設計を進めますが、先にスピンドル部分を決めておきます。スピンドルは用途と予算に合わせて自由に選んでもらって構いません。ただ具体的にモデルが決まらないと設計しにくいのでこれ以上は無いというスピンドルを決めておきます。これ以上というのは大きさ的にも予算的にもという意味です。 続きを読む

CNCフライスの設計 9.ステッピングモータ取り付け部

スクリーンショット 2016-03-14 17.22.10

フロントパネルとステッピングモータを繋ぐ金具を入れます。この金具にはM4の通し穴が空いています。フロントパネルにはM4のネジ穴があるのでそこでモータを固定することになります。左右の2つの部品になっています。強度的には左右を繋いだ方がいいのですが、上をふさぐとカップリングを固定する時に大変になります。下をふさぐと切削液や切子がたまって大変なことになりそうです。というわけで上下を開けてあります。

続きを読む

CNCフライスの設計 7.テーブルの取り付け

スクリーンショット 2016-03-14 9.50.46

テーブルの土台との固定、ステッピングモータを固定するためのフロントパネルの設計を行います。リニアガイドのレールと固定した板がありますが、その板とテーブルをネジで固定します。さらにフロントパネルで両方を固定するようにします。

続きを読む

CNCフライスの設計 6.テーブルの設計

Y軸のレールにテーブルを取り付けます。テーブルはリニアガイドのレールに直接付けても良いのですが、テーブルを交換する事も考えて2重構造にします。テーブルに傷をつけて交換するという場合を考えての事です。(あまりないとは思いますが)

他にも予算の都合や重量の関係で鉄製のテーブルではなくてアルミ押し出し材を使ったテーブルにする事も可能です。私の場合は最初はアルミ押し出し材のテーブルにしてましたが、その後鉄製のテーブルにバージョンアップしました。自作CNCフライスの良いところはバージョンアップが色々と出来るところです。まずはレールを固定する部分です。レールを固定するためのM3ネジ穴がレールに合わせて入れてあります。また真ん中にある大きな穴4つはボールネジのサポートユニットを固定するためのM8ネジ穴です。板厚は8mmにしてあります。スクリーンショット 2016-03-12 17.35.17

続きを読む